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百人一首🛎️

🔙 上の句一覧 

🟤 043
あいみての  のちのこころに くらぶれば
逢ひ見ての のちの心に くらぶれば
昔はものを 思はざりけり (権中納言敦忠)
🟤 044
あうことの  たえてしなくば なかなかに
逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに
人をも身をも 恨みざらまし (中納言朝忠)
🟤 079
あきかぜに  たなびくくもの たえまより
秋風に たなびく雲の 絶え間より
もれ出づる月の 影のさやけさ (左京大夫顕輔)
🟣 001
あきのたの  かりほのいおの とまをあらみ
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
我が衣手は 露にぬれつつ (天智天皇)
🟤 052
あけぬれば  くるるものとは しりながら
明けぬれば 暮るるものとは 知りながら
なほ恨めしき あさぼらけかな (藤原道信朝臣)
🟤 039
あさじうの  おののしのはら しのぶれど
浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど
あまりてなどか 人の恋しき (参議等)
🟤 031
あさぼらけ  ありあけのつきと みるまでに
朝ぼらけ 有明の月と みるまでに
吉野の里に ふれる白雪 (坂上是則)
🟤 064
あさぼらけ  うじのかわぎり たえだえに
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに
あらはれわたる 瀬々の網代木 (権中納言定頼)
🟤 003
あしびきの  やまどりのおの しだりおの
あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝ねむ (柿本人麻呂)
012
あまつかぜ  くものかよひじ ふきとぢよ
天津風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ
をとめの姿 しばしとどめむ (僧正遍昭)
🟤 007
あまのはら  ふりさけみれば かすがなる
天の原 ふりさけ見れば 春日なる
三笠の山に 出でし月かも (阿倍仲麻呂)
🔴 056
あらざらん  このよのほかの おもいでに
あらざらむ この世の外の 思ひ出に
今ひとたびの 逢ふこともがな (和泉式部)
069
あらしふく  みむろのやまの もみじばは
嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は
龍田の川の 錦なりけり (能因法師)
🟤 030
ありあけの  つれなくみえし わかれより
有明の つれなく見えし 別れより
暁ばかり 憂きものはなし (壬生忠岑)
🔴 058
ありまやま  いなのささはら かぜふけば
有馬山 猪名の笹原 風吹けば
いでそよ人を 忘れやはする (大弐三位)
🟤 078
あわじしま  かようちどりの なくこえに
淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に
いく夜寝覚めぬ 須磨の関守 (源兼昌)
🟤 045
あわれとも  いうべき人は おもおえで
あはれとも いふべき人は 思ほえで
身のいたづらに なりぬべきかな (謙徳公)
🔴 061
いにしえの  ならのみやこの やえざくら
いにしへの 奈良の都の 八重桜
けふ九重に にほひぬるかな (伊勢大輔)
021
いまこんと  いいしばかりに ながつきの
今来むと 言ひしばかりに 長月の
有明の月を 待ち出でつるかな (素性法師)
🟤 063
いまはただ  おもひたえなん とばかりを
今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを
人づてならで 言ふよしもがな (左京大夫道雅)
🟤 074
うかりける  ひとをはつせの やまおろしよ
うかりける 人を初瀬の 山おろしよ
はげしかれとは 祈らぬものを (源俊頼朝臣)
🔴 065
うらみわび  ほさぬそでだに あるものを
恨みわび ほさぬ袖だに あるものを
恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ (相模)
🔴 060
おおえやま  いくののみちの とおければ
大江山 いく野の道の 遠ければ
まだふみもみず 天の橋立 (小式部内侍)
095
おおけなく  うきよのたみに おおうかな
おほけなく うき世の 民に おほふかな
わがたつ杣に 墨染の袖 (前大僧正慈円)
🟤 005
おくやまに  もみじふみわけ なくしかの
奥山に 紅葉踏みわけ鳴く鹿の
声きく時ぞ 秋は悲しき (猿丸太夫)
🟤 026
おぐらやま  みねのもみじは こころあらば
小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば
今ひとたびの みゆき待たなむ (貞信公)
🔴 072
おとにきく  たかしのはまの あだなみは
音に聞く 高師の浜の あだ波は
かけじや袖の ぬれもこそすれ (祐子内親王家紀伊)
082
おもいわび  さてもいのちは あるものを
思ひわび さても命は あるものを
憂きに堪へぬは 涙なりけり (道因法師)
🟤 051
かくとだに  えやはいぶきの さしもぐさ
かくとだに えやは伊吹の さしも草
さしも知らじな 燃ゆる思ひを (藤原実方朝臣)
🟤 006
かささぎの  わたせるはしに おくしもの
かささぎの 渡せる橋に おく霜の
白きを見れば 夜ぞ更けにける (中納言家持)
🟤 098
かぜそよぐ  ならのおがわの 夕ぐれは
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは
みそぎぞ夏の しるしなりける (従二位家隆)
🟤 048
かぜをいたみ  いわうつなみの おのれのみ
風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ
砕けてものを 思ふころかな (源重之)
🟤 050
きみがため  おしからざりし いのちさえ
君がため 惜しからざりし 命さへ
ながくもがなと 思ひけるかな (藤原義孝)
🟣 015
きみがため  はるののにいでて わかなつむ
君がため 春の野に出でて 若菜摘む
我が衣手に 雪は降りつつ (光孝天皇)
🟤 091
きりぎりす  なくやしもよの さむしろに
きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに
衣かたしき ひとりかも寝む (後京極摂政前太政大臣)
🟤 041
こいすちょう  わがなはまだき たちにけり
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり
人知れずこそ 思ひそめしか (壬生忠見)
🟤 029
こころあてに  おらばやおらん はつしもの
心あてに 折らばや折らむ 初霜の
おきまどはせる 白菊の花 (凡河内躬恒)
🟣 068
こころにも  あらでうきよに ながらえば
心にも あらでうき世に ながらへば
恋しかるべき 夜半の月かな (三条院)
🟤 097
こぬひとを  まつほのうらの ゆうなぎに
来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに
焼くや 藻塩の 身もこがれつつ (権中納言定家)
🟤 024
このたびは  ぬさもとりあえず たむけやま
このたびは 幣も取りあへず 手向山
紅葉の錦 神のまにまに (菅家(菅原道真))
010
これやこの  ゆくもかえるも わかれては
これやこの 行くも帰るも 別れては
知るも知らぬも 逢坂の関 (蝉丸)
070
さびしさに  やどをたちいでて ながむれば
寂しさに 宿を立ち出でて 眺むれば
いづこも同じ 秋の夕暮れ (良暹法師)
🟤 040
しのぶれど  いろにいでにけり わがこいは
しのぶれど 色に出でにけり わが恋は
ものや思ふと 人の問ふまで (平兼盛)
🟤 037
しらつゆに  かぜのふきしく あきののは
白露に 風の吹きしく 秋の野は
つらぬき留めぬ 玉ぞ散りける (文屋朝康)
🟤 018
すみのえの  きしによるなみ よるさえや
住の江の 岸による波 よるさへや
夢の通ひ路 人目よくらむ (藤原敏行朝臣)
🟣 077
せをはやみ  いわにせかるる たきがわの
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ (崇徳院)
🟤 073
たかさごの  おのへのさくら さきにけり
高砂の 尾の上の桜 咲きにけり
外山の霞 たたずもあらなむ (権中納言匡房)
🟤 055
たきのおとは  たえてひさしく なりぬれど
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど
名こそ流れて なほ聞こえけれ (大納言公任)
🟤 004
たごのうらに  うちいでてみれば しろたえの
田子の浦に うち出でてみれば 白妙の
富士の高嶺に雪は降りつつ (山部赤人)
🟤 016
たちわかれ  いなばのやまの みねにおうる
たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば 今帰り来む (中納言行平(在原行平))
089
たまのおよ  たえなばたえね ながらえば
玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば
忍ぶることの よわりもぞする (式子内親王)
🟤 034
たれをかも  しるひとにせん たかさごの
誰をかも しる人にせむ 高砂の
松もむかしの 友ならなくに (藤原興風)
🟤 075
ちぎりおきし  させもがつゆを いのちにて
契りおきし させもが露を 命にて
あはれ今年の 秋も去ぬめり (藤原基俊)
🟤 042
ちぎりきな  かたみにそでを しぼりつつ
契りきな かたみに袖をしぼりつつ
すゑの松山 波越さじとは (清原元輔)
🟤 017
ちはやぶる  かみよもきかず たつたがわ
千早ぶる 神代もきかず 龍田川
からくれなゐに 水くくるとは (在原業平朝臣)
🟤 023
つきみれば  ちぢにものこそ かなしけれ
月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ
わが身一つの 秋にはあらねど (大江千里)
🟣 013
つくばねの  みねよりおつる みなのがわ
筑波嶺の 峰より落つる 男女川
恋ぞつもりて 淵となりぬる (陽成院)
🔴 080
ながからん  こころもしらず くろがみの
長からむ 心も知らず 黒髪の
乱れて今朝は ものをこそ思へ (待賢門院堀河)
🟤 084
ながらえば  またこのごろや しのばれん
永らへば またこの頃や しのばれむ
憂しと見し世ぞ 今は恋しき (藤原清輔朝臣)
🔴 053
なげきつつ  ひとりぬるよの あくるまは
歎きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は
いかに久しき ものとかは知る (右大将道綱母)
086
なげけとて  つきやはものを おもわする
嘆けとて 月やはものを 思はする
かこち顔なる わが涙かな (西行法師)
🟤 036
なつのよは  まだよいながら あけぬるを
夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
雲のいづこに 月宿るらむ (清原深養父)
🟤 025
なにしおはば  おうさかやまの さねかずら
名にし負はば 逢坂山の さねかづら
人に知られで くるよしもがな (三条右大臣)
🔴 088
なにわえの  あしのかりねの ひとよゆえ
難波江の 芦のかりねの ひとよゆゑ
みをつくしてや 恋ひわたるべき (皇嘉門院別当)
🔴 019
なにわがた  みじかきあしの
難波潟 みじかき芦の ふしの間も
逢はでこの世を 過ぐしてよとや (伊勢)
🟤 096
はなさそう  あらしのにわの ゆきならで
花さそふ 嵐の庭の 雪ならで
ふりゆくものは 我が身なりけり (入道前太政大臣)
🔴 009
はなのいろは  うつりにけりな いたづらに
花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに (小野小町)
🟣 002
はるすぎて  なつきにけらし しろたえの
春過すぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香具山 (持統天皇)
🔴 067
はるのよの  ゆめばかりなる たまくらに
春の夜の 夢ばかりなる 手枕に
かひなく立たむ 名こそ惜しけれ (周防内侍)
🟤 033
ひさかたの  ひかりのどけき はるのひに
ひさかたの 光のどけき 春の日に
静心なく 花の散るらむ (紀友則)
🟤 035
ひとはいさ  こころもしらず ふるさとは
人はいさ 心も知らず ふるさとは
花ぞ昔の 香ににほひける (紀貫之)
🟣 099
ひともをし  ひともうらめし あじきなく
人もをし 人も恨めし あぢきなく
世を思ふ故に もの思ふ身は (後鳥羽院)
🟤 022
ふくからに  あきのくさきの しをるれば
吹くからに 秋の草木の しをるれば
むべ山風を 嵐といふらむ (文屋康秀)
🟤 081
ほととぎす  なきつるかた を ながむれば
ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば
ただ有明の 月ぞ残れる (後徳大寺左大臣)
🟤 049
みかきもり  えじのたくひの よるはもえ
御垣守 衛士の焚く火の 夜は燃え
昼は消えつつ ものをこそ思へ (大中臣能宣)
🟤 027
みかのはら  わきてながるる いずみがわ
みかの原 わきて流るる 泉川
いつ見きとてか 恋しかるらむ (中納言兼輔)
🔴 090
みせばやな  おじまのあまの そでだにも
見せばやな 雄島の蜑の 袖だにも
濡れにぞ濡れし 色は変はらず (殷富門院大輔)
🟤 014
みちのくの  しのぶもぢずり たれゆゑに
陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに
乱れそめにし われならなくに (河原左大臣)
🟤 094
みよしのの  やまのあきかぜ さよふけて
み吉野の 山の秋風 小夜ふけて
ふるさと寒く 衣打つなり (参議雅経)
087
むらさめの  つゆもまだひぬ まきのはに
村雨の 露もまだひぬ 槇の葉に
霧立ちのぼる 秋の夕暮れ (寂蓮法師)
🔴 057
めぐりあいて  みしやそれとも わかぬまに
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半の月かな (紫式部)
🟣 100
ももしきや  ふるきのきばの しのぶにも
百敷や 古き軒端の しのぶにも
なほあまりある 昔なりけり (順徳院)
066
もろともに  あわれとおもえ やまざくら
もろともに あはれと思へ 山桜
花より外に 知る人もなし (前大僧正行尊)
047
やえむぐら  しげれるやどの さびしきに
八重葎 しげれる宿の さびしきに
人こそ見えね 秋は来にけり (恵慶法師)
🔴 059
やすらわで  ねなましものを さよふけて
やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて
傾くまでの 月を見しかな (赤染衛門)
🟤 032
やまがわに  かぜのかけたる しがらみは
山川に 風のかけたる しがらみは
流れもあへぬ 紅葉なりけり (春道列樹)
🟤 028
やまざとは  ふゆぞさびしさ まさりける
山里は 冬ぞ寂しさ まさりける
人目も草も かれぬと思へば (源宗于朝臣)
🟤 071
ゆうされば  かどたのいなば おとずれて
夕されば 門田の稲葉 おとづれて
芦のまろやに 秋風ぞ吹く (大納言経信)
🟤 046
ゆらのとを  わたるふなびと かじをたえ
由良の門を 渡る舟人 かぢをたえ
ゆくへも知らぬ 恋の道かな (曽禰好忠)
🟤 093
よのなかは  つねにもがもな なぎさこぐ
世の中は 常にもがもな 渚漕ぐ
海人の小舟の 綱手かなしも (鎌倉右大臣)
🟤 083
よのなかよ  みちこそなけれ おもいいる
世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る
山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる (皇太后宮大夫俊成)
085
よもすがら  ものおもうころは あけやらで
夜もすがら もの思ふ頃は 明けやらで
ねやのひまさへ つれなかりけり (俊恵法師)
🔴 062
よをこめて  とりのそらねは はかるとも
夜をこめて 鳥の空音は 謀るとも
よに逢坂の 関は許さじ (清少納言)
008
わがいおは  みやこのたつみ しかぞすむ
わが庵は 都のたつみ しかぞすむ
世をうぢ山と 人はいふなり (喜撰法師)
🔴 092
わがそでは  しおひにみえぬ おきのいしの
わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の
人こそ知らね 乾く間もなし (二条院讃岐)
🔴 038
わすらるる  みをばおもはず ちかひてし
忘らるる 身をば思はず 誓ひてし
人の命の 惜しくもあるかな (右近)
🔴 054
わすれじの  ゆくすえまでは かたければ
忘れじの 行く末までは 難ければ
今日を限りの 命ともがな (儀同三司母)
🟤 076
わたのはら  こぎいでてみれば ひさかたの
わたの原 漕ぎ出でて見れば 久かたの
雲ゐにまがふ 沖つ白波 (法性寺入道前関白太政大臣)
🟤 011
わたのはら  やそしまかけて こぎいでぬと
わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと
人には告げよ 海人の釣り舟 (参議篁)
020
わびぬれば  いまはたおなじ なにわなる
わびぬれば 今はた同じ 難波なる
みをつくしても 逢はむとぞ思ふ (元良親王)

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