🟤
048 源重之
風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ
砕けてものを 思ふころかな
( かぜをいたみ いわうつなみの おのれのみ
くだけてものを おもうころかな )
【現代語訳】
https://hyakunin.stardust31.com/yaku-itiran.html 参照
風がとても強いので、岩に打ちつける波が、自分ばかりが砕け散ってしまうように、(あなたがとてもつれないので) わたしの心は (恋に悩み) 砕け散るばかりのこの頃です。
【私感】
激しい波で岩に砕ける波のように心が砕け散るように思えるほど想っている。
【メモ】
https://ogurasansou.jp.net/ 参照
【風をいたみ】「いたし」は「はなはだしい」という意味で風が激しいということ。
【おのれのみ】「自分だけ」
【砕けて】岩にぶつかって砕ける波。女性に対して思いを砕く自分。
【ものを思ふころかな】「ものを思ふ」は恋のもの想い。
「砕けてものを思ふころかな」は、平安時代の歌によく使われる恋の悩みの表現