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029 凡河内躬恒
心あてに 折らばや折らむ 初霜の
おきまどはせる 白菊の花
( こころあてに おらばやおらん はつしもの
おきまどわせる しらぎくのはな )
【現代語訳】
https://hyakunin.stardust31.com/yaku-itiran.html 参照
無造作に折ろうとすれば、果たして折れるだろうか。一面に降りた初霜の白さに、いずれが霜か白菊の花か見分けもつかないほどなのに。
【私感】
白くて初霜と見分けがつかないほどだが、無造作に折ってみて折れたなら白菊。
【メモ】
https://ogurasansou.jp.net/ 参照
【心あてに】「あてずっぽうに」
【折らばや折らむ】「折る」の未然形に仮定の「ば」疑問の「や」。「む」は意志。「もしも折るというなら折ってみようか」
【置きまどはせる】「置く」は、「降りる」霜が降りる。「まどはす」は、「まぎらわしくする」霜と菊が見分けにくい。