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083 皇太后宮大夫俊成
世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る
山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
( よのなかよ みちこそなけれ おもいいる
やまのおくにも しかぞなくなる )
【現代語訳】
https://hyakunin.stardust31.com/yaku-itiran.html 参照
世の中というものは逃れる道がないものだ。(この山奥に逃れてきたものの) この山奥でも、(辛いことがあったのか) 鹿が鳴いているではないか。
【私感】
都を避けて山に来てみたが哀しげに鳴く鹿の声を聞いても思うに、この世でつらいことから逃げる方法なんてない。
【メモ】
https://ogurasansou.jp.net/ 参照
【世の中よ】「よ」は詠嘆。「というものは、ああ…」
【道こそなけれ】「こそ」は強意。「方法などないものだ」
【思ひ入る】「深く考えこむこと」「入る」は「山に入る:隠遁する」
【鹿ぞ鳴くなる】「鹿が鳴いている」