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086 西行法師
嘆けとて 月やはものを 思はする
かこち顔なる わが涙かな
( なげけとて つきやはものを おもわする
かこちがおなる わがなみだかな )
【現代語訳】
https://hyakunin.stardust31.com/yaku-itiran.html 参照
嘆き悲しめと月はわたしに物思いをさせるのだろうか。 いや、そうではあるまい。本当は恋の悩みの所為なのに、まるで月の仕業であるかのように流れるわたしの涙ではないか。
【私感】
悲しくて涙が出るのは月のせいと思いたい。
【メモ】
https://ogurasansou.jp.net/ 参照
【嘆けとて】 「とて」は「~と言って」
【月やはものを】 「やは」は反語を表す
【思はする】 「する」は使役の助動詞「す」の連体形で「やは」の結び
「月が物思いにふけらせるのだろうか?いやそうではない」
【かこち顔なる】 「かこつける」、「他のせいにする」つまり月のせいにする。
【わが涙かな】「かな」は詠嘆