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044 中納言朝忠
逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに
人をも身をも 恨みざらまし
( あうことの たえてしなくば なかなかに
ひとをもみをも うらみざらまし )
【現代語訳】
https://hyakunin.stardust31.com/yaku-itiran.html 参照
あなたと会うことが一度もなかったのならば、むしろあなたのつれなさも、わたしの身の不幸も、こんなに恨むことはなかったでしょうに。(あなたに会ってしまったばっかりに、この苦しみは深まるばかりです)
【私感】
なまじ会えてしまったばかりに、余計にあれこれ考えてしまう。
【メモ】
https://ogurasansou.jp.net/ 参照
【絶えてしなくは】 「絶対に~しない」 「絶えて」は下に打消しの語を加えて強い否定
【なかなかに】 「かえって」とか「なまじっか」 こんな中途半端なことなら前の方がまし、みたいな。
【恨みざらまし】「ざら」は「ず」の未然形、打消し。「まし」は反実仮想、だろう。