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075 藤原基俊
契りおきし させもが露を 命にて
あはれ今年の 秋も去ぬめり
( ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて
あわれことしの あきもいぬめり )
【現代語訳】
https://hyakunin.stardust31.com/yaku-itiran.html 参照
あなたが約束してくださった、させも草についた恵みの露のような言葉を、命のように恃んでおりましたが、それもむなしく、今年の秋もすぎてしまうようです。
【私感】
約束の言葉を頼みに信じていたけど、果たされぬまま秋も終わる。
【メモ】
https://ogurasansou.jp.net/ 参照
【契りおきし】 「約束した」
【させもが露】 「させも草」は、平安時代の万能薬だったヨモギ
【命にて】 「たのみにして」
【あはれ】「ああ」という感情
【秋もいぬめり】 「秋も過ぎ去ってしまうことだろう」
藤原忠通に息子の出世を頼んだのに約束が果たされない歌