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010 蝉丸
これやこの 行くも帰るも 別れては
知るも知らぬも 逢坂の関
( これやこの ゆくもかえるも わかれては
しるもしらぬも おうさかのせき )
【現代語訳】
https://hyakunin.stardust31.com/yaku-itiran.html 参照
これがあの有名な、(東国へ)下って行く人も都へ帰る人も、ここで別れてはまたここで会い、知っている人も知らない人も、またここで出会うという逢坂の関なのだなあ。
【私感】
人はすれ違い、出会い別れる。そうしたもの。
【メモ】
https://ogurasansou.jp.net/ 参照
恋愛や風景描写の多い百人一首の中で特殊な歌。
対比がおもしろい。「行くも⇔帰るも」「知るも⇔知らぬも」「別れては⇔ おう坂の」
【これやこの】これがあの!!
【行くも帰るも】京から出ていく人と帰ってくる人
【別れては】「ては」は反復。すれ違いまた出会うを繰り返す。
【知るも知らぬも】知り合いの人も見知らぬ人も。
【逢坂の関】逢坂の関の東側が東国とされていた。